三島大祭り開幕





毎年8月15日〜17日の3日間、三島市の中心部が熱気に包まれる「三嶋大祭り」。三嶋大社の例大祭を中心に、山車のシャギリ(お囃子)、手筒花火、有名芸能人が扮する頼朝公旗挙げ行列など、歴史と迫力が詰まった静岡県東部最大級の夏祭りです。3日間の延べ来場者数は約50万人にのぼり、三島の街全体がお祭りムード一色になります。
8月15日(土):山車とシャギリの日
三嶋大祭りの幕開けは、各町内の山車が市内を練り歩く「シャギリ」です。寛文9年(1669年)に始まったシャギリは静岡県無形民俗文化財に指定されており、350年以上の歴史を持つ伝統芸能です。山車の上で奏でられるお囃子の音色が三島の街中に響き渡り、祭りの高揚感を一気に引き上げます。
最大の見どころは夜20時頃、三嶋大社の大鳥居前に当番町の山車が集結し、激しくシャギリを演奏しながら競り合う「山車の競り合い」です。間近で見ると、その迫力と熱気に圧倒されます。
8月16日(日):伝統芸能の日|手筒花火+頼朝公旗挙げ行列
2日目は三嶋大祭りのハイライトが2つ重なる日です。
頼朝公旗挙げ行列(16:00〜)
治承4年(1180年)、源頼朝が三嶋大社で源氏再興を祈願して旗挙げした故事にちなんだ行列です。平成3年(1991年)からは毎年有名芸能人が頼朝役を務めることで話題を集めており、過去には大泉洋さん(2022年)、あばれる君(2023年)、富栄ドラムさん(2024年)、金子貴俊さん(2025年)が務めました。2026年の頼朝役は寺島進さんです。
手筒花火(19:00〜)
三嶋大社境内の宝物館前広場で行われる手筒花火の神事です。モウソウ竹に黒色火薬を詰めた手筒を脇に抱え、最大約8メートルの火柱を噴き上げます。一般的な打ち上げ花火とは全く異なる、人が火を抱える迫力は三嶋大祭りならではの体験です。火の粉を浴びると無病息災のご利益があるとされています。
8月17日(月):踊りの饗宴
最終日は「踊りの日」。三島の街が踊りで彩られます。各団体による踊りが披露され、華やかに祭りのフィナーレを飾ります。山車のシャギリも3日間を通じて各日披露されるため、最終日まで三嶋大祭りの熱気は途切れることがありません。