この星のぬくもり~自閉症児の世界

2026年04月22日

『この星のぬくもり 自閉症児のみつめる世界』は、高機能自閉症の当事者による手記を、社会派漫画の名手・曽根富美子氏がコミック化した作品です。
この作品は、自閉症児が抱える独特の感覚や、彼らの目に世界がどのように映っているのかを鮮明に描き出しています。
作品の概要と特徴
当事者の視点: 知能の遅れがない「高機能自閉症」の少女が、自らの言葉で綴った実体験に基づいています。
親子の葛藤: 母親を求めない、泣かない、喋らない娘に対し、どう接すればよいか苦悩する母親の姿が克明に描かれています。
過酷な現実と希望: 学校でのいじめや対人関係の構築、激しいパニック症状といった困難を乗り越え、前を向いて生きていくまでの軌跡が描かれた「感動巨編」と評されています。
読者の反響
読者からは、「なぜパニックになるのか、自閉症児の感覚がよく理解できるようになった」という声が多く寄せられています。特に、言葉の通じない世界での不安や、人を人として認識できない感覚など、健常者には想像しにくい当事者の内面が描かれている点が大きな特徴です。

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