「おさんぽ いっても いいよぉ~」
2026年03月26日
山下久仁明さんの著書『おさんぽいってもいいよぉー 自閉症児ヒロキと歩んだ十五年』は、自閉症の息子・ヒロキくんとともに歩んだ15年間の軌跡と、突然の事故で彼を亡くした父親の深い愛情が綴られた手記です。自閉症という個性を持ち、懸命に生きたヒロキくんとの日常や、彼が遺した言葉、そして彼を亡くした後の家族の葛藤と再生が描かれています。「おさんぽいってもいいよぉー」は、散歩が大好きだったヒロキくんが、生前よく口にしていた言葉から付けられました。 この手記は、自閉症の少年を主人公にした映画『ぼくはうみがみたくなりました』のモデルにもなっています。

「やましたひろきくんのおき手紙(置き手紙)」は、1991年に不慮の事故で亡くなった山下浩樹(ひろき)くんという少年の死をきっかけに、ご両親が中心となって進められた活動、あるいはその内容をまとめた冊子のタイトルです。この活動は、浩樹くんが亡くなった後、彼が生前書いた言葉や家族との思い出を形にし、命の大切さを伝えるために始まりました。主な内容は以下の通りです。浩樹くんの事故からの歩みや、ご両親が講演などで語った内容をまとめた「やましたひろきくんの置き手紙」という冊子が作成されています。「おさんぽいってきまーす」という日常の言葉が最後になってしまった悲しみと、そこから得た「当たり前の日常の尊さ」を伝える活動として知られています。
