映画『ちづる』と自閉症の理解
ドキュメンタリー映画「ちづる」は、自閉症のある妹と家族の日常を丁寧に描いた作品です。特別な出来事ではなく、笑い合い、ぶつかり合い、ときに戸惑いながらも共に生きる姿を通して、自閉症への理解と共感を静かに広げていきます。観客は、障害を「かわいそう」としてではなく、一人の人間として向き合う視点を自然と学ぶことができます。
この映画は、学校や地域での上映会、福祉・教育関係の研修などにも適しており、対話のきっかけづくりに役立ちます。自閉症について知りたい方、家族や支援者として悩みを抱える方、そして多様性のある社会を考えたいすべての人に、静かに心に残る時間を届けてくれる作品です。

「ちづる」は、監督自身がカメラを通して妹と向き合うことで、家族の関係性や、自閉症と共に生きるリアルな感情を映し出しています。派手な演出はありませんが、その素朴さこそが、観る人の心にまっすぐ届きます。自閉症の特性だけでなく、その人らしさや家族の温かさ、時に感じる不安や葛藤までもが、等身大のまま描かれています。
2026 年 3 月29 日(日)13:00~16:00 に、横浜市情報文化センター6F 情文ホール (横浜市中区日本大通11)みなとみらい線「日本大通り駅」3番情文センター口直結JR・横浜市営地下鉄「関内駅」徒歩10分にて、映画「ちづる」の上映会が開催されます。以下、主催者のHPからの引用です。
4月2日「世界自閉症啓発デー」。この日に合わせて、横浜市自閉症協会では、自閉スペクトラム症の女性・ちづるさんとその家族の日常を静かに、そして丁寧に描いたドキュメンタリー映画 『ちづる』の上映会を開催します。上映後のトークショーには、ちづるさんのお兄様であり本作の監督・赤﨑正和さん、そしてお母様の 赤﨑久美さん をお迎えし、映画制作当時から現在に至るまでの生活、家族の思いをお話しいただきます。
当事者やご家族はもちろん、支援に関わる方、地域で共に生きる皆さん一人ひとりにとって、この上映会が自閉スペクトラム症の正しい理解の入り口となればと願っています。
