オキシトシンとは?

2026年02月07日

オキシトシンは、脳の視床下部でつくられ、主に下垂体後葉から分泌されるホルモンです。出産時の子宮収縮や母乳分泌を促す働きがよく知られていますが、近年では「愛情ホルモン」「絆ホルモン」とも呼ばれ、人とのスキンシップや信頼関係、安心感に深く関わることが注目されています。

オキシトシンが分泌されると、不安やストレスがやわらぎ、心が落ち着きやすくなると考えられています。家族や友人、ペットとのふれあい、ハグや手をつなぐ行為、穏やかな会話などがオキシトシン分泌を高める要因として報告されています。

一方で、オキシトシンは万能の「幸せホルモン」ではなく、状況や人間関係によって作用が異なる可能性も指摘されています。そのため、オキシトシンだけに注目するのではなく、睡眠・食事・運動・人間関係など、心身のバランスを総合的に整えることが大切です。

医療や研究の現場では、オキシトシンの点鼻薬などを用いた臨床研究も進められていますが、自己判断での使用は推奨されません。オキシトシンに関心がある場合は、信頼できる医療機関や専門家の情報を参考にしながら、日常生活の中でできるストレスケアや人とのつながりを大切にしていきましょう。

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