自閉症の僕が跳びはねる理由

2026年04月12日

「自閉症の僕が跳びはねる理由」は、重度の自閉症を持つ作家、東田直樹氏によるエッセイです。
著者が「跳びはねる」理由
東田氏は、自身が跳びはねる理由について、「体が動いてしまうのを止められないから」ではなく、以下のような独自の感覚によるものだと述べています。
空へ行きたいという衝動: 跳びはねている時は、気持ちが空に向かっていくような感覚があり、「空に吸い込まれたい」という願いが込められています。
身体の解放: 自分の体が自分のものではないような、縄で縛られているような不自由さを感じることがあり、跳びはねることでその束縛から解放されるような心地よさを感じています。
感情の表現: 嬉しい時や悲しい時、感情が動いた時に体が反応してしまい、その高ぶった感情を外に逃がすための一種の手段でもあります。
当時13歳だった東田氏が、会話のできない自閉症者の内面を、文字盤を指差して綴った画期的な作品です。
この作品は、周囲からは理解しにくい「自閉症特有の行動」の裏側に、豊かな感情や論理的な理由があることを示し、世界30か国以上で翻訳されるベストセラーとなりました。 

Share