自閉症映画上映会のご案内
この上映会は、自閉症への理解を深めるとともに、当事者、ご家族、支援者、地域の方々が温かくつながることを目的としたイベントです。専門的な知識がなくても大丈夫。映画をきっかけに、日常の中での小さな困りごとや工夫、気づきを一緒に分かち合える、やさしい時間を目指しています。
上映作品:
『まらそん』10:00~12:00
自閉症の青年がフルマラソンに挑戦するストーリー。パク・ミギョン著作「走れ、ヒョンジン!」を原作にしたテレビドラマです。韓国での実話でもあります。2005年、韓国で映画化されました。この作品で二宮和也は、第62回文化庁芸術祭テレビ部門「放送個人賞」を俳優として初めて受賞しまいした。
『ぼくはうみがみたくなりました』13:00~15:00
自閉症の青年と少し人生行き詰まり気味の看護学生が偶然から海へ向かう旅に出てしまい、そこで様々な人々とめぐり合うハートウォーミングな人間ドラマである。「自閉症」という名前だけが一人歩きし始めている昨今、実際の症状や接し方等ほとんど知られていない障害に焦点を当て、1人の自閉症の青年を取り巻く人々の人生や心の成長を時にユーモラスに、時に厳しくそして温かく描き出した秀作と言えます。
開催日時:2026年4月4日(土) 10:00〜15:00
会場:三島市生涯学習センター講義室(静岡県三島市大宮町1-8-38)
対象者:
自閉症・発達特性のある当事者、ご家族、支援者(教育・福祉・医療・企業など)、地域住民の方、テーマに関心のあるどなたでも歓迎です。お子さま連れの参加も可能です。
参加費:無料
申し込み方法:
事前申込なし
会場内は、できる限り音や光に配慮した環境づくりを行います。途中入退室も自由です。駐車場に限りがあるため、なるべく公共交通機関をご利用ください。

上映会の雰囲気が伝わるフォトギャラリー

主人公について
演 - 二宮和也(嵐)、吉川史樹(幼少期)自閉症の青年。20歳。福祉施設「和泉園」に通っている。長距離走が好きでかすみがうらマラソンを走るのが目標。鉄道オタクで電車に関することを色々と暗記している。初対面の人に会うと「電車で来たの?」と尋ねるのが口癖。両親から「物覚えが良く作業も正確で、一生懸命で手を抜かない性格」と評されている。虹や虹色の物が好きだが、それらを見ると夢中になって周りが見えなくなることがある。好物は、シュークリーム。好きな歌は、『にんげんっていいな』。原作でのペ・ヒョンジン氏および映画版でのユン・チョウォンにあたる人物。やわらかな照明の中、スクリーンに映し出される映画のワンシーン。会場全体がすっと静まり、物語の世界に入り込んでいく瞬間です。初めての方でも、自然と作品に集中できる落ち着いた雰囲気を大切にしています。

あらすじ
4月福祉施設に通う自閉症の宮田彰太郎は長距離を走ることが好きだったが、集団行動が苦手で職員から就職を心配されていた。彰太郎は子供の頃から母・晴江と山登りをしてきたおかげで足腰や体力を鍛えられ、いつ頃からか母に付き添われながら走る練習をするようになった。ある日自閉症児とその親の会合に参加した晴江が彰太郎のマラソンについて語った所、自閉症者をテーマに取材活動をする雑誌記者の女性・岡村さなえと知り合う。数日後彰太郎は晴江やさなえに応援されて初めて参加した10kmマラソンを完走し、その後ハーフマラソンにも数回出場して完走する。7月、さなえは彰太郎が翌年4月のフルマラソンの大会に参加することを知り、知人の元ランナー・野口洋二に彼の障害を伝えた後宮田母子に引き合わせる。河川敷で彰太郎の走りを見た洋二は、フォームは無茶苦茶だが素質を感じてコーチを引き受け、長距離走の基礎的な技術から教え始める。8月、晴江は施設職員から彰太郎を仮採用で雇ってくれる会社が見つかったと聞いて喜び、適性を見るため半年間彼は見習いとして働くことに。秋になり洋二は、彰太郎が苦手なペース配分について何度も教えるが上手くできず、ある時彼が脱水症状を起こしてしまう。大事には至らなかったがその夜洋二は晴江に謝罪した上で、「ペース配分できずにフルマラソンに出るのは命の危険がある」とコーチを辞めてしまう。洋二は電話に出なくなり冬が近づいた頃、自宅に来たさなえに連れられ河川敷に行った洋二は、土砂降りの中カッパを着て練習をする彰太郎に驚く。さなえからコーチを辞めた後も彰太郎が練習を欠かさずしてきたことを知った洋二は、熱意に打たれて再びコーチを引き受ける。その後洋二はペース配分を電車の動きに例えることで彰太郎の課題を克服し、その後も練習を続けて翌年を迎え大会まで残りひと月となる。しかしある日彰太郎が練習の疲れから会社でミスをしてしまい、将来のことを考えた晴江は仕方なく洋二と彰太郎にマラソンを辞めることを告げる。彰太郎はマラソンから離れた日々を過ごすが、当日の朝晴江は息子を起こしに行くと彼の姿がなく大会用のゼッケンもないことに気づき、マラソン大会に行ったことにも気づく。その後晴江は会場で彰太郎を見つけて「お母さんがいけなかった!彰太郎はもう頑張ったから!」と謝罪し引き止めようとするが息子の走りたい気持ちを止められず、彰太郎は大勢のランナーと共に走り出すのだった。

来場者に上記パンプレットプレゼント
午前中だけで、午後に参加できない方へも、「ぼくはうみがみたくなりました」のパンフレットをプレゼントいたします。

あらすじ
門倉明日美は看護学校に通う女子学生。彼女は学校の研修で起きた出来事によって学校を退学しようと悩んでいた。そんな明日美が一人でドライブに出た。辛かったり悲しかったりしたときにいつもいく場所がある。そのマンションの頂上で少し年下の同級生で、白血病で亡くなった北嶋和也に似ている彼(浅野淳一)と出会った。「ドライブ行かない?海とか…」明日美は淳一をドライブに誘ってみた。淳一を助手席に乗せ三浦半島へと向かう。しかしちっとも楽しくなかった。淳一は名前も教えてくれないのだ。一言も口をきいてくれないどころか、車のダッシュボードを叩くしかなかった。こんなことなら一人の方が良かったのだ。海岸沿いの駐車場で休憩していると老夫婦(後に淳一が通っていた幼稚園の園長の吉田夫妻)が声をかけてきた。三浦半島の最南端である城ヶ島まで乗せて欲しいと言った。2人でいるより4人の方が気楽になれそうだ。こうして4人の1泊2日の旅がはじまった。そこで明日美は少しずつ分かってきた。自閉症という障害が分かってきた。果たして、淳一に隠された本当の秘密とは。門倉明日美は看護学校に通う女子学生。彼女は学校の研修で起きた出来事によって学校を退学しようと悩んでいた。
「ぼくうみ」とは
ぼくはうみがみたくなりました。通称「ぼくうみ」は自閉症の青年が主人公の劇映画です。
ドラマ作品です。ドキュメンタリー作品ではありません。(よく間違われるもので…)
2002年、原作の小説出版。
2006年、映画製作開始。
2009年夏、ロードショー公開。
同年秋からは全国各地での自主上映会もスタート。
300ヶ所以上、総計5万人以上の方々にご覧頂くことができました。
国会議事堂内での超党派の議員さん達向け上映会やニューヨークに招待されての上映会、ANAの国際便内での機内上映等も経験させて頂きました。
多くの福祉や自閉症の関係者から「自閉症の理解と啓発を進めるうえで、『ぼくうみ』は日本で一番の映画だ」という評価を頂いてきました。
その高評価は、ぼくうみ以降に自閉症をテーマにした映画は数多くつくられていますが、おかげさまで後続のどの作品にも抜かれずに済んでいます。
最近になって、以前はほとんど知られることのなかった「自閉症」という言葉が、多くの方に知られるようになりました。
しかし相変わらず、実際には自閉症の人とは会ったことがない、という方々が大多数です。
「自閉症」「発達障害」等の単語は、その言葉だけが一人歩きしているのが現状です。
「ぼくうみ」は流行を追いかけるだけの映画ではありません。
すぐに古くなる映画ではありません。簡単に色褪せる映画ではありません。
もっともっと多くの方々に観て貰える価値のある映画だと思っています。
会場アクセス・ご来場案内
住所
〒411-0035 静岡県三島市大宮町1-8-38
電車でお越しの方
・JR東海道線「三島駅」正面より徒歩7分
・JR東海道新幹線「三島駅」北口より徒歩10分
徒歩ルートの目印
三島駅正面口を出て「三島市民文化センター」へ南下します。市民文化センター手前で三島市商工会議所を左折します。しばらく歩くと、三島市生涯学習センターの看板が見えてくるので、右折してください。会場の講義室は3階です。エレベーターであがり、右手が会場です。
お車でお越しの方
会場の駐車場は台数に限りがあります。なるべく、公共交通機関をご利用ください。
飲食について
・会場の講義室は飲食禁止です。
・2階の休憩スペースは飲食可能です。
・会場近くに白滝公園があります。
・会場近くに、飲食店やコンビエンスストアがあります。
参世界自閉症啓発デーについて
この上映会は、世界自閉症啓発デーのイベントとして承認されています。